day3bose’s blog

自分の脳内を直接表現したら、こんな感じになるんだね

指定難病と不妊治療⁉️1 症状

下垂体前葉機能低下症(告示番号:78)。
国が指定する難病だ。
発症割合は、数千人から数万人に一人という。
珍しい病気の割には、その珍しさが分母があやふや過ぎて、レア度が解らない。


そしてこれは、自分が患っている生涯完治することのない病気だ。一言で「下垂体前葉機能低下症」と言っても、広義だ。体内ホルモンの中でも、脳下垂体で作られるホルモンが上手く作られず、身体に影響が出る内分泌疾患の総称だ。要因は脳腫瘍である事が多いらしい。

自分の主な症状は、性腺刺激ホルモンが少ない事による不妊。症状が重いと、二次性徴の欠如したまま大人に。自分の場合は、重い症状の部類だ。


我が家では、不妊治療のタイミングや出会ったドクターとの相性も良く、HCG治療という治療を行い、一男に恵まれた。


このHCGとは、男性の場合、睾丸に作用する。結果、睾丸は男性ホルモンを作り、男性機能を充実させ、精子を作る。


ややこしいが、睾丸が男性ホルモンを作るためには、脳下垂体が性腺刺激ホルモンを出す必要がある。
その性腺刺激ホルモンがHCGで、脳下垂体がサボって性腺刺激ホルモンを出さないので、代わりに注射で定期的に補充する事で、睾丸が男性ホルモンを作り、精子形成を誘導するのが、自分が受けたHCG治療となる。


健康な成人男子であれば、脳下垂体が機能して睾丸が男性ホルモンをつくるサイクルが形成されているので、性腺刺激ホルモンの量を調整し、男性ホルモンのは一定レベルで保たれる。


ざっと説明して、こんな感じだと思う。