発想力W(`0`)W
近頃、子供の頭の柔らかさに感心する。
5歳児の今の遊びで流行っているのは“ごっこ”遊び。
家族ごっこを家族でするというシュールさに加え、配役も全て本人が本人役をする。
息子は息子役、お父さんはお父さん役、お母さんはお母さん役だ。
年齢も実年齢と同じ設定だ。
それを家の中で行う。
・・・いつもの日常と変わらない。
しかし、息子の様子が変わる。いつもはパパママと呼んでいるのに、お父さんお母さんと呼ぶ。自分の名前も普段は〇〇(名前)と呼ぶのに、“俺”に変わる。
どうやら“俺”には特殊能力があり、「ファッション」という力を使うと、風呂がキッチンに変わったり、リビングがお風呂に変わるそうだ。二階につながる階段は冷蔵庫に変えられる。
そして、ファッションは常に285個“俺”に、常備されており、使用しても減らない上に、お父さんとお母さんに分け与えることができるらしい。
「だったら1つで良いじゃん」などという現実的指摘は不必要だ。
お父さんが2階にいるときに、階段を冷蔵庫に変えられた場合、分けてもらったファッションを使用し、再び階段に戻してから降りてくる事になると説明を受けた。
昨夜、お父さんは息子にファッションを使用した。眠り人形に変化させたのだ。
朝までオネショもせずぐっすり眠る人形だ。
そして、お父さんはファッションを使用した後、ついうっかりファッションを落として無くしてしまった。
すると、息子の“俺”は、まんまと眠り人形に変化し、朝までオネショせず頑張れました。
めでたしめでたし。
今日の夜はベッド脇に落ちているファッションをもう一度拾って、また、眠り人形に変えてみようっと。
- 作者: カール=ヨハン・エリーン,三橋美穂
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
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